住宅ローンが払えなくなったらどうなるのか解説します！
2023-08-22
もし、住宅ローンの支払いが滞ってしまう可能性があるなら、滞納する前に手を打つことが重要となります。
住宅ローンの支払いが滞ってしまうと、自宅が競売にかけられて、最悪の場合、強制的に立ち退きを求められることがあります。
この記事では、住宅ローンが払えなくなったらどうなるのか、住宅ローンを払えないときの対処法について解説します。
住宅ローンが払えなくなったらどうなる？
住宅ローンを滞納すると、通常、債権者が担保不動産を競売にかけることになります。
債権者は裁判所を通じて土地や不動産を売却し、そこで得た売却代金から住宅ローンの残債を回収する競売手続きを行うことになります。
競売にかけられたら近所に知られてしまったり、立ち退きを命じられて家から追い出されてしまったりするため、全く融通は効きません。
住宅ローンを払えないときの対処法とは？
住宅ローンを払えないときの対処法としては、以下の通りです。
金融機関への相談
給料が大幅に減ったり、共働きができなくなったりといった理由で経済状況が苦しくなり、住宅ローンの支払いが難しくなることもあるでしょう。
これまで通り、住宅ローンを払っていく見込みが立たないときは、住宅ローンを組んでいる金融機関へ返済が遅れる前にその旨を伝えましょう。
その上で、返済計画の見直しを行います。
金融機関としては競売にかけるよりも長期で返済したほうが利益が得られるため、交渉に応じてもらえることが多いです。
具体的には、以下のようなことを金融機関に相談してみましょう。
- 一定期間、月々の返済額を減らす
- ボーナス払いの中止や減額
- 返済期間の延長
- 一定期間、元金の返済を据え置いてもらう
住宅ローンの借り換え
現在、高金利の住宅ローンを支払っている方は、思い切って他の金融機関に借り換えてみましょう。
より金利の低いローンで借り換えをすることで、返済額を減らせます。
保険適用ができないか確認する
病気により収入が減り、住宅ローンの支払いを続けられない場合、保険が適用されることがあります。
住宅ローンを組む際、多くの金融機関では団体信用生命保険と呼ばれる保険への加入を求められます。
団体信用生命保険とは、ローン名義人が死亡したときに、ローンの残高が保険金で支払われ、それ以降の返済はなくなります。
死亡時以外にも、所定の高度障害、身体障害に認定された場合も保険が適用されます。
まとめ
住宅ローンを1年半ほど滞納を続けてしまうと、競売にかけられてしまい、強制的に退去させられてしまうため、早めに金融機関に相談するようにしましょう。
当社は、葛飾区立石・四つ木周辺で不動産売却を検討している方のサポートをさせていただきます。
ご不明点等ありましたら、お気軽にご相談ください。
