家を相続する方に向けて手続きの流れを紹介します!
2023-08-22
「親が亡くなって家を相続することになったけれど、手続きの方法がわからない」
このようにお悩みの方は多いですよね。
相続を初めて経験する方は、何から始めれば良いか分からずにつまづいてしまいがちです。
この記事では、相続を控えた方へ家の相続の流れや方法について紹介します。
ぜひ手続きの際の参考にしてください。
家を相続する流れを紹介
最初に、家を相続する際の流れについて紹介します。
大まかに、家を含む不動産を相続するために必要な手続きの流れは以下の通りです。
- 死亡届の提出
- 遺言書の有無の確認
- 戸籍謄本の取得
- 遺産分割協議書の作成
- 必要書類の取得
以下で、詳しく解説します。
死亡届の提出
死亡届の提出は、相続が発生したら7日以内に行う必要があります。
なるべく早めに市区町村の役場に届けを出しましょう。
遺言書の有無を確認
遺言書の有無によって、今後の相続の流れが変わってきます。
そのため、まずは遺言書がないか家族で確認しましょう。
戸籍謄本の取得
相続権を持つ人を確定するために、相続人全員の戸籍謄本を集める必要があります。
また、被相続人については、出生から死亡までの全ての戸籍謄本が必要です。
遺産分割協議書の作成
この書類は、相続人が作成できるものですが、司法書士に依頼した方が確実です。
また、相続人全員の自筆署名と実印の押印が必要です。
必要書類の取得
不動産を相続するには、さまざまな書類が必要です。
全ての書類が揃ったら、不動産の登記変更を法務局に申請します。
家を相続する方法を紹介
家を含む不動産を相続するためには、以下の4つの方法あります。
- 現物分割
- 代償分割
- 換価分割
- 共有分割
以下では、各方法について解説します。
現物分割
この方法は、家などの不動産を含む財産をそのままの形で相続する方法です。
しかし、公平に相続するにはこの方法では難しいケースがあります。
代償分割
この方法は、現物相続した相続人が他の相続人に対して代償財産を支払う方法です。
1人が家を相続したら、その家の評価額分の代償金を他の相続人へ支払います。
換価分割
この方法は、不動産を現金化し、その利益を相続人で分割する方法です。
この場合、家を現物として相続できなくなります。
共有分割
この方法は、不動産を共有名義で複数の相続人が相続する方法です。
この方法では、売却の際や共有者が死亡した際にトラブルが発生しやすいため、注意が必要です。
まとめ
以上、家を相続する流れと方法について紹介しました。
今回の記事が実際に相続する時に役立てば幸いです。
当社では、葛飾区立石・四つ木周辺で不動産売却をお考えの方に向けてご相談を受け付けております。
何か分からないことがございましたら、ぜひ一度お問い合わせください。