不動産売却でトラブルが発生する原因とよくあるトラブルをご紹介!
2023-08-22
不動産の売買では大きなお金が動きます。
そのため、トラブルが発生しやすく、かつ大きな問題に発展しやすいので注意が必要です。
そこで今回は、不動産売却でトラブルが頻繁に発生する原因と、特に多いトラブル内容をご紹介します。
不動産売却をお考えの方でトラブルに不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
不動産売却でトラブルが頻繁に発生する原因とは?
不動産売却でトラブルが多いのには3つの理由があります。
1つ目は、大きなお金が動くからです。
不動産の売買では大きな金額が動くため、軽微なミスで莫大な損失を被る可能性があります。
そのため、敏感になりやすく、ささいなことでもトラブルに発展しやすいのです。
2つ目は、専門知識が必要になるからです。
不動産取引では、不動産に関する知識はもちろん必要ですが、その他に金融や建物に関する法律・保険や税金などの専門知識が必要です。
知識が不十分なままだと、トラブルの種を見抜けない可能性があります。
3つ目は、自分の利益を優先するスタッフがいるからです。
不動産業界はインセンティブの割合が高い業界です。
そのため、不動産会社の中には売ることだけを優先し、知識もなく勢いだけで進めてしまうスタッフもいます。
事前に情報収集するなどして信頼できる会社を選ぶ必要があります。
不動産売却で特に多いトラブルをご紹介!
不動産売却のトラブルで特に多いのが、重要事項の説明に関するトラブルと契約解除によるトラブルです。
それぞれご紹介しています。
重要事項の説明に関するトラブル
重要事項の説明とは、不動産会社の宅地建物取引士が、不動産の情報について買主に説明するものです。
しかし、不動産会社は仲介をする立場であり、重要事項の説明で取り上げられなかったことで買主が不利益を被った場合は、最終的には売主が責任を取ることになります。
特に、隣家との敷地境界や隣接する土地の用途地域等に関しては、しっかり買主に説明してもらうよう念を押しておいた方が良いでしょう。
契約解除によるトラブル
買主の一方的な事情や住宅ローンの審査に落ちてしまったことで、契約が解除される場合もあります。
この場合、売主は計画修正を余儀なくされるため、トラブルが発生しやすいです。
買主の一方的な事情で契約が解除される場合は、基本的に手付金をもらうことで解決となります。
一方で、買主が住宅ローンの審査に落ちてしまった場合は、手付金は買主に返却されます。
まとめ
本記事では、不動産売却でトラブルが頻繁に発生する原因と、特に多いトラブル内容をご紹介しました。
本稿が不動産売却でのトラブル対策の参考になれば幸いです。
葛飾区立石・四つ木周辺で不動産売却をお考えの方は、お気軽に当社までお問い合わせください。