媒介契約更新前に確認!契約の種類と手続きの違い

2025-04-25

媒介契約の更新を検討中ですか。
不動産売却は、人生における大きな決断です。
契約期間の満了が近づくと、更新すべきか、それとも別の選択肢があるのか、迷う方も多いのではないでしょうか。

今回は、媒介契約の更新手続きと注意点、更新しない場合の検討事項を解説します。
スムーズな不動産売却のため、ぜひご活用ください。
契約の種類による違いや、それぞれの状況に適した選択肢を提示することで、皆様の不安解消に繋がるよう努めてまいります。

媒介契約更新手続きと注意点

1:専任媒介契約の更新手続き

専任媒介契約の有効期間は、通常3ヶ月以内とされていますが、契約時に個別に期間が設定されます。
期間満了後も契約を継続したい場合は、更新手続きが必要です。
更新は自動的には行われず、売主からの申し出が必要です。

不動産会社から更新の打診があった際に、書面による手続きを行います。
契約内容に変更がないか、再度確認することが重要です。

2:一般媒介契約の更新

一般媒介契約には、法律上の有効期間の定めはありません。
目安として3ヶ月が挙げられることもありますが、契約書で個別に期間が設定されます。

更新する場合も、売主からの申し出が必要です。
契約期間は、更新しない限り自動的には継続しません。
更新時には、契約内容の確認を必ず行いましょう。

3:専属専任媒介契約の更新

専属専任媒介契約の有効期間も、専任媒介契約と同様に3ヶ月以内とされていますが、契約時に個別に期間が設定されます。
更新手続きは、売主からの申し出が必要で、自動更新されることはありません。
契約内容の確認を怠らないようにしましょう。

4:更新時の契約書確認の重要性

どの種類の媒介契約においても、更新手続きを行う際には契約書の内容を必ず確認しましょう。
契約期間だけでなく、手数料や違約金に関する条項、報告義務など、重要な事項に変更がないか、前の契約書と比較しながら確認することが大切です。
不明な点があれば、不動産会社に質問し、納得した上で更新手続きを進めましょう。

5:更新しない場合の選択肢

更新しない場合、いくつかの選択肢があります。
他社への乗り換え、媒介契約の種類の変更(例えば、専任媒介契約から一般媒介契約への変更)、あるいは自己売買などを検討できます。
それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、ご自身の状況に最適な選択肢を選びましょう。

媒介契約更新しない場合の検討事項

1:契約更新を見送る判断基準

契約更新を見送る判断基準は、不動産会社の営業力、担当者とのコミュニケーション、売却活動の進捗状況など、複数の要素を総合的に判断する必要があります。
売却活動が思うように進んでいない、担当者との連携がうまく取れていない、など、不満がある場合は、更新せずに他社への乗り換えも検討しましょう。

2:他の媒介契約への変更

専任媒介契約や専属専任媒介契約から、一般媒介契約への変更も可能です。
一般媒介契約では複数の不動産会社に依頼できるため、より多くの顧客にアプローチできます。
ただし、報告義務がないため、売却活動の進捗状況を把握しづらいというデメリットもあります。

3:契約解除と違約金に関する注意点

媒介契約を解除する際には、違約金が発生する場合があります。
契約書に記載されている違約金の条件をよく確認しましょう。
不動産会社側の責任による解除であれば違約金はかかりませんが、売主都合での解除は違約金が発生する可能性があります。

4:自己発見取引の可能性とリスク

自己発見取引とは、売主が自ら買主を見つけて売買契約を締結することです。
仲介手数料を節約できますが、契約手続きやトラブル対応の負担は売主が負うことになります。
法的な知識や手続きに不慣れな場合は、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

まとめ

媒介契約の更新は、自動的には行われず、売主からの申し出が必要です。
更新する際には、契約内容を必ず確認しましょう。
更新しない場合は、他社への乗り換え、契約の種類変更、自己売買など、いくつかの選択肢があります。

ご自身の状況に最適な選択をするために、時間をかけて慎重に検討することをお勧めします。
不動産売却は人生における大きな出来事ですので、後悔のないように進めていきましょう。
当社は、地域に特化した不動産売買の相談実績があります。
葛飾区で不動産売却をお考えの方はご相談ください。

この記事を書いた人

イエステーション 立石・堀切店  編集部

立石・四つ木・堀切・お花茶屋エリアに特化した不動産のプロフェッショナルが、複雑になりやすい不動産売却についてわかりやすく解説。 一所懸命・一緒懸命・一生懸命をモットーに、あなたの不動産売却をサポートします。

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