空き家売却の流れとは?注意点をご紹介!
2023-12-25
不動産売却の経験が少ない方にとって、空き家の売却に多くの疑問や不安を抱えていることでしょう。
この記事では、空き家売却の流れと空き家を売る際の注意点を解説します。
安心して売却を進めるためにも、ぜひご一読ください。
□空き家売却の流れ
空き家売却のステップは複数あり、それぞれに注意すべきポイントが存在します。
1:価格査定
空き家売却の最初のステップは価格査定です。
査定により、不動産が現在市場でどのような価値を持つのかが判断されます。
この段階で媒介契約を結ぶ不動産会社を見つけましょう。
2:媒介契約の締結
査定後、不動産会社と媒介契約を結びます。
この契約により、売却活動が正式にスタートします。
契約内容には目を通し、理解しておくことが大切です。
3:売却活動の開始
媒介契約を結んだら、いよいよ売却活動が始まります。
市場への公開、広告掲載などを通じて、買主を探します。
空き家の場合、売却までに時間がかかることもありますので、余裕を持ってスケジュール管理するのがポイントです。
4:売買契約の締結
買主が見つかったら、売買契約を結びます。
この段階で、手付金の支払いがおこなわれることが一般的です。
契約書の内容には細心の注意を払い、不明点は事前に解消しておくことが重要です。
5:引渡し(残代金受領)
売買契約の後、引渡しの日には残代金を受け取り、鍵を引き渡します。
所有権移転に必要な書類の準備も忘れないようにしましょう。
6:確定申告
売却による所得がある場合、確定申告が必要です。
特に、税法に基づく特例を利用する場合には、適切な手続きをおこなうことが必要です。
□空き家を売る際の注意点
空き家を売却する際には、注意すべき点がいくつかあります。
*1つ目:空き家の所有者を確認する
売却に先立ち、空き家の正式な所有者の確認が必要です。
相続などで所有権が移転している場合、その全ての相続人の同意が必要になることがあります。
権利証や登記識別情報などを用いて、所有者の正確な確認をしましょう。
*2つ目:自己判断での解体を避ける
古い空き家を持つ場合、解体してしまうことを考えがちですが、それは不適切です。
更地にすることで固定資産税が高くなることがありますし、リノベーションを希望する買主も存在します。
*3つ目:契約不適合責任によるリスク
空き家の売却に際しては、契約不適合責任のリスクに注意が必要です。
特に、古い建物では隠れた欠陥が問題になることがあります。
事前に住宅診断を受け、問題があれば正直に開示することが重要です。
□まとめ
空き家売却には、価格査定から媒介契約、売却活動、契約の締結、引渡しまでの一連の流れがあり、それぞれのステップには注意すべきポイントが存在します。
また、売却する際には所有者、解体の判断、契約不適合責任などを確認しておきましょう。
これらのステップと注意点を踏まえ、計画的かつ慎重に進めることで、安心して空き家の売却が可能です。
葛飾区立石・四つ木周辺で空き家の売却にお悩みの方は、ぜひ当社までご相談ください。